東京湾の隠れたパラダイス、猿島で過ごす1日

ひとり旅

みなさんこんにちは、けいです。

先日ふとひとりで自然を感じたくなり、思い立った私はある無人島を見つけました。

その島とは、猿島です。

東京からわずか1時間。都心の喧騒を離れ、自然と歴史に囲まれた小さな無人島『猿島』。

豊かな自然と、明治時代の要塞跡が今も残るこの場所での冒険は、日常生活を忘れさせてくれます。

最近、『天空の城ラピュタ』のモデルなのでは?と話題にもなりました。

今回は僕が猿島で過ごした1日の記録を、写真と共にご紹介します。


アクセスと猿島への船旅

私は東京駅を出発し、品川駅で京急本線に乗り換えました。

品川駅から約1時間、横須賀中央駅に到着しました。

すぐに猿島へ向かってもよかったのですが、せっかくだから横須賀に来たのだから、と向かったのは“横須賀海軍カレー本舗”さん。横須賀中央駅中央東口から約5分でした。

個人的に初めての横須賀海軍カレーに大変興味がありました。

僕が注文したのは“よこすか海軍カレー スペシャルビーフ”にとオレンジジュース。

驚いたのはセットに牛乳とサラダがついていたことです。長い船旅には栄養失調はつきものというこで、牛乳とサラダがつくようになったみたいです。セットのオレンジジュースいらなかった。

届いたカレーはライスとルーが別々に盛り付けられており、食べるときは必ずルーを全てライスにかけなければならないようです。

具材は人参、ジャガイモ、玉ねぎがゴロゴロと入っており、牛肉もサイコロステーキのように大きなブロックで入っていました。

よこすか海軍カレーの名前には厳しい条件があるようで、具材も決めれらて、肉はビーフかチキンでポークは入れないようです。

肝心のお味に関しては、うん。それほど特筆するほどではないかな、と思ってしまいました。

安心のお味ということですね。

お腹も満たされたということで、目的の猿島へ向かいます。

横須賀カレー本舗からさらに徒歩10分、三笠ターミナルに到着。三笠ターミナルは猿島へ続く唯一残るフェリー乗り場です。

猿島行きフェリーは9:30から毎時30分、一日8本出ています。

受付で往復乗車券と公園の入場料を合わせて大人2000円を支払い、チケットをゲットしました。無人島で宿泊不可のため、乗車券は往復のみの販売です。

待ち時間は一階のお土産屋さんや二階のロビーでくつろいでいました。

そして、ようやく乗船の時間。

二階建てのフェリーに50人ほど乗り込み出発しました。出発した直後から、猿島の姿は見えているくらい近い距離にあります。

約10分ですぐに到着。短い時間でしたが、フェリーなんて普段乗るものではないので、貴重な体験で面白かったですね。

猿島の自然散策とハイキング

島に到着してまず感じたのは、都心からの移動時間と見合わない豊かな自然。

猿島は気軽に楽しめるハイキングコースが整備されており、木々に覆われたトンネルや、要塞跡地を巡ることができます。

道中には見どころがたくさんあり、歴史的な遺跡の上に、人の触れない自然が覆い、時代が逆行しているかのような感覚に陥りました。

特に島の高台からの東京湾の景色はまさに絶景でした。

猿島の歴史を感じる要塞跡

猿島はかつて軍事要塞として使われていたため、レンガ造のトンネルや砲台跡地がいまだに残っています。そこはまるでタイムスリップしたかのような毒録の雰囲気がただよっており、特に砲台跡地や防空壕のような場所を見学すると、当時の様子が想像できてとても興味深いです。

また壁には人の名前が残されており、どんな思い出残したのか、想像するのもまた面白いです。

さらに有料のガイドツアーに申し込めば、ガイドさんと一緒に1時間かけてゆっくり島を巡り、より詳しく猿島の歴史を学ぶこともできます。僕は今回は利用しませんでした。

ビーチでのんびり

猿島には広いビーチがあり、夏場には釣りやバーベキューが楽しめます。

海水浴は、ここ数年砂浜の形状変化や安全を考慮し、令和6年現在禁止されています。

バーベキューは道具や食材もセットでレンタルしており、手ぶらで楽しめます。僕は今回ひとりでの観光なので、少し恥ずかしくてバーベキューはやりませんでした(笑)

代わりに初めての釣りにチャレンジしてみることにしました。

釣りもロッドや針、エサなどがセットでレンタルでき、初心者向けの動画も公式観光ページに掲載されていましたので、初めての僕でもなんとか楽しめました。

約2時間の釣果は、、、

フグ1匹でした!

どうやらクサフグという種類で、猛毒を持つ魚のようですぐにリリースしました。

しかし、初めての僕でも自分で針に糸を通し餌をつけ、魚が釣れたというのは貴重な経験になりました。

夏場の餌のアオイソメは気持ち悪かった。。。

えさに抵抗のある方は、レンタルショップで擬似餌を借りることも可能です。

最後に、猿島ビールとチキンテンダーをいただきました。

夏の海で風を浴びながらのむビールは、これまた格別です。

今回わかった持参すべきもの

猿島は無人島なので、食べ物や飲み物は持参することをおすすめします。

島内の案内所近くには売店や自動販売機も設置してありましたが、種類も少なく価格もお高めでした。

ピクニック気分でお弁当を持参するのもいいかもしれません。

また今回僕が訪れたのは8月でしたが夏はかなりおすすめです。確かに暑い中坂道や階段を上り下りするのは大変でしたが、自然を全身で感じながら汗をかくのはとても気持ちよかったです。

暑さが苦手な方は春や秋もおすすめ。新緑の季節や、紅葉も綺麗に見られる猿島は、万人におすすめできます。

僕も次回は紅葉の季節に行ってみたいです。

最後に

猿島は、歴史好きにも自然愛好家にも、さらにはジブリ好きにもおすすめのスポットです。

都心から日帰りで無人島に行き、自然と歴史を感じることのできる場所は他にはないでしょう。

独特の雰囲気を楽しむことのできる猿島、ぜひ次の週末のお出かけの候補に入れてみてはいかがでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の記事もよろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました